幕末にゃんにゃん【完】
『大丈夫だよ一君。
気を使わなくて良いの!!
あっちの時代に帰るまで
私たちは家族だよ!!
家族に遠慮なんてしなくていいの』
一君の目をしっかりと逸らさずに、
ちゃんと自分の考えを伝える。
「君って変わってるよね」
そんな私に
総司は、苦笑いしながら言う。
変わってるの私??
「でも、そうゆうところ
姫時ちゃんのいいところだと思う」
総司は、私の体を抱きしめると
顔を首筋に顔をうずめた。
なぜ、抱きしめたし……。