『はちみつゆず～キミと過ごした時間～』

『うん。
　いつもこんな感じなんだよね。』

『そうなんだぁ。
　蓮の彼女さんだよね？
　 わざわざ遠いとこまで来たのに、
　蓮がこれじゃぁな。』

『うん。ほんと困る。
　ところで、
　蓮斗と同じ大学なんだよね？』

『そうだよ？
　俺の一番の親友って感じかな？』

『じゃぁ。奈々って子も一緒？』

『おう。
　なぁちゃんがどうかした？』

『その子と仲いいの？』

『あぁ…仲いいって訳じゃないけど、
　なぁちゃんがヤンキーみたいな奴に
　絡まれてるのを蓮が助けたらしい。
　それから、なぁちゃんが
　やたら蓮に絡むようになったんだよな。』

『そうなんだ。』

『蓮。かなり学校でもモテるから、
　頑張れよ。』

『ありがと。』

そうこう話してる間に蓮斗が戻ってきた。