『はちみつゆず~キミと過ごした時間~』

『ごめんな。待たせてばっかで。
いつも泣かせてばっかで。
俺、ホントに柚姫の彼氏でいいのかな?
 ってずっと悩んでた。
 迷惑ばっかかけてごめんな。
 でも、俺…俺は。
 柚姫じゃなきゃダメだ。』

『うん。』

『俺、ずっと柚姫と一緒にいたい。
 大好きだよ。』

『ありがとう。私も大好き!』

蓮斗の言葉。

本当に嬉しかった。

私も蓮斗とずっと一緒にいたいんだよ。

大好きだよ。

蓮斗に伝えたいこと。

言いたいこと。

いっぱいあるけど。

言葉で伝えるのって
簡単そうで難しいんだよね。

それから、蓮斗の腕枕で眠った。

『蓮斗。大好きだよ…。』
< 54 / 118 >

この作品をシェア

pagetop