『はちみつゆず~キミと過ごした時間~』

『元カレのとこ行けば?』

そして、ぎゅっと抱く力を強めて。

笑顔になった。

『な~んてね。
 そんなことで俺が柚姫のこと
 嫌いになるとでも思った?
 少しは、俺のこと頼ってよ。
 一人で抱え込むなよ。
 俺はずっと柚姫を愛してるから。』

『ホントに?』

『当たり前だろ。』

『うん。』
< 85 / 118 >

この作品をシェア

pagetop