星に願っても…。
しばらくして、篠咲さんが何かを持って部屋から出てきた。
「ほら。これやるよ。」
「ありがとうございます。」
篠咲さんが俺に手渡したのはUSBだった。
「それに全部入ってる。」
矢野ユウヤのすべてがこの中に入ってる。
「はい。」
「それ見て決めろ、この先のこと。」
「はい…。」
「お前の好きなようにしろ。ただ、今回、俺はこれ以上協力しない。お前らの問題だからな…。」
「はい。ありがとうございました。」