星に願っても…。
やっぱり…。(ユウside. )
あれから、一か月たった。
「リナ?」
カーテンを開けてリナを起こす
あの日から俺の家にずっとリナはいる。
「ん…んぅ…。」
「おはよ。朝、トーストでいい?」
「うん。」
リナはやっと普通にしゃべるようになった。
「俺、新しい仕事見つけたから、今日、辞表出してくる。」
「えっ?」
リナにはなにも言ってなかったけど、もう決めたこと。
警察はやめて大野が言っていた家に住もうと思う。
「この部屋も出ようと思ってる。リナも着いておいでよ。」
「ユウ…。それってさ私のせい?」
「えぇ?何言ってんの?とにかく、早く朝飯食っちゃって。」
今リナを一人にすることは絶対できない…。
それに、大野との約束を果たさないと…。