星に願っても…。





マサキから話を聞いて数日たった。




キラと一緒にキラを雇っている雇い主に会いに行くことになった。



キラはあれから話をする前と変わらない態度で接してくれる。



自然となにも変わっていないように思えた。





「キラ。行くぞ」




「ちょっと待って!これでいい?」





今日は買ったばかりのパンツに上はドルマンニット。



ちょっと大人っぽいコーデ。




「はいはい。似合ってる似合ってる」





また冷たくあしらわれた。


最初からどうせそういう答えが返ってくると思ってたけどやっぱりむかつく。





「もぉ。もっと…。こぉ…。んーっと…。…。いい感じの答えはないの!!?」





「ほら。自分でもなんて言ってほしいのか分かんないんだろ?じゃあ似合ってるでいいじゃん。ほら、乗れ」




助手席に無理やり押し込まれバタンとドアを閉められた





「ほら。シートベルトしめて。」





「んー。」





今から会いに行く人はどんな人なんだろ…。



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