星に願っても…。
過去~5年前~(ユウside.)
「あぁ…。眠い。そして眠い!!」
待ちに待った昼休み。幼馴染、仲島リナは眠いを連呼しながらパンを買い、屋上に向かう。
「俺も…。もぉダメだ…。」
タクこと、長谷川タクミもぼやく…。
「お前ら遊びすぎだろ。」
俺、矢野ユウヤはそんな親友たちの痛いであろうところをついてやる。
「うるせぇ!ユウだって一緒にカラオケいっただろ!!」
「そぉだそぉだ!俺らだってユウとなにひとつ変わらない生活送ってるんだぞ!」
「あぁ。メロンパンにすればよかった。」
二人の反撃は完全に無視。
いつもこんな毎日を送っている。三人一緒にバカをやる。
もうすぐ夏休み。
先輩方は受験勉強だなんだとみんな忙しそう。
でも俺たちは2年生気楽にやっている。
それがいいことなのか悪いことなのかは別として、結構楽しいのは事実だ…。