星に願っても…。





「もしもし…。」




「はい。」




篠咲ハジメに電話した。



まだ大野キラがリナだと決まったわけじゃない。




「矢野です。矢野ユウヤ。」





「あぁ。どうも。昨日はいきなりすみませんでした。」




「リナ…。大野キラさんのことについてお聞きしたいのですが…。」




「今日はお仕事おやすみですね?では、今日午後2時に駅前のフォレストというカフェでお待ちしています。では…。」




「え、あの…。ちょっ」




ブチップープープープー







その後、何度電話しても電話は繋がることはなかった。






最近は泊まり込みで事件について調べたりと休みがまったくと言っていいほどなかった。




でも今日は休み。




そのことを知って篠咲ハジメは会いにきた…。きっとそうだ…。



< 40 / 143 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop