星に願っても…。
変わる(ユウside.)
「タク。俺、もう決めるから…。いつまでもウダウダしてらんねーし。」
坂本さんと飲んだ後、家に帰って一人でまた飲んだ。
どれだけ飲んでもやっぱり忘れられない。
それで、またタクに助けを求めてる…。
ベランダに出て空を見て。やっぱ都会だと見えないな…。とか思ったりしてさ。
もう決めなきゃいけなくて、俺は刑事なんだし…。
「よし。」
もう一度空をみて心の中で繰り返す
流れ星が流れたら俺は大野キラに出会う前に戻る…。
出会う前に戻る…。
「だよな。」
流れ星なんて流れるはずない。
「よし。じゃぁ、」
やっぱり俺は犯人を捕まえる。
俺は変わるんだ。
もう逃げられない。
逃げるな。自分。