星に願っても…。
目を開けるとそこには見なれた天井があった。
ガチャ
ドアを開けてリビングに行く。
確か…。店で倒れて…。
あ、ユウヤさん…!
どこの部屋を探してもユウヤさんはいなかった。
リビングに戻ってソファーに目をやる。
そこには…。少し苦しそうな顔で寝ているユウヤさんがいた。
「ん…。」
「あ、」
「あ…。ごめん!寝ちゃってた!大丈夫?」
バッと起き上ってユウヤさんは振り向いて私を見る。
「はい。大丈夫です。すみません。また私…。」
「いいのいいの。それより、ホントに大丈夫?」
ユウヤさんは立ちあがって私の前まで来て、私の両肩に手をおいた。
そうやって私の顔をのぞきこむ姿はどこかトワと似ていた。
「あの。まだお時間よろしいですか?」
時計に目をやると15時。
トワが帰ってくるのはきっと22時ごろ。今日は遅くなって言ってたから丁度いいい。
「あ、うん。別に俺はいいんだけど、キラちゃん大丈夫?」
「はい。」
「じゃ、座ろうか。」
ソファーに腰をおろし、さっきの話の続きをする。