それはやっぱり君でした

あたしは、乗る。

そんなあたしたちを見る下野。

下野の女子グループは、こっちを見ながらコソコソ話している。

下野は、あたしを睨んだ。

あたしは、目をそらした。

北山は、そんなことも気にせずにあたしをおぶって保健室にむかった。

ーコンコンー

北山は、保健室のドアをノックした。

そして、保健室に入った。

保健の先生は、あたしたちを見て少しびっくりしているようだった。

それもそうだろう。

男が女をおんぶしているのだから。

そして、保健の先生は、足の傷を手当てしてくれた。

「ありがとうございました。」

あたしたちは、そう言って保健室を出た。

「大丈夫か?」

さっきみたいに北山は、心配そうにあたしに聞いた。

< 5 / 5 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop