金髪地味子!?
「なー、シカトですかー?俺、悲しーなー…」

ワックス男は、頭がショウト寸前の私にワザと心にも無い事を言いながら肩に手を乗せてきた。


「-―!、やめてください!」

さすがの私も昨日の告白以来、こういった積極的なコミニュケーションが苦手になっていた。
すかさず、男の手を振り払うと、さっきまで携帯をいじくっていたはずのピアス男が夜空の星とは全く正反対のぎらついた目をして携帯の画面をパタンッと閉じた。
< 14 / 19 >

この作品をシェア

pagetop