愛し方もわからずに。

束の間の幸せ








伊吹が帰ったあと、わたしはさっきまでの余韻に浸っていた




わたし、伊吹と付き合ってるんだよね?


夢じゃないよね?




確認するために、右頬をつねってみる




「いったぁ!
…えへへ。」



夢じゃないことがわかり、思わずにやけてしまう




うわ!わたし変人じゃん。
頬つねってニヤけるとか…




でも、夢じゃないんだ



あたし、伊吹と付き合ってるんだ!






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