愛し方もわからずに。







あたしと伊吹の家は、社交界にも名がきいてる富豪だったりする



あたしの家は高級ジュエリーショップを何十店舗も経営していて、伊吹に至っては咲本財閥の御曹司




だから、親が家にいないのもしょっちゅうで
こうして食べに来るのもいつものこと。



「あー、そういう系だった気ーするわ

じゃ、着替えたら行くから」




伊吹は、そう言ってこの辺の住宅街
中でも一際どでかい家に入っていった。






< 51 / 116 >

この作品をシェア

pagetop