愛し方もわからずに。









薫には、伝えよう



なにか、相談に乗ってくれるかもしれないし…





「着替え行こーぜ」




そのとき、クラスの男子のそういう声が聞こえてきた





「次、体育じゃん!
着替えなきゃ!」



お弁当をそそくさしまいながら言った薫





「ちょっと待ってー!」




あたしは、購買で買ったジュースを急いで飲み干して二人で更衣室に走った





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