愛し方もわからずに。








薫は、クスクス笑ってるし…



「ありがとうございます」




“オホホホホ”とでも言うように、前田さんは頬のあたりに手の甲を当てた






あ、否定はしないのね、うん
まあ、実際美人なんだけどさ




「でわ、あたしは行きますわ

ご機嫌麗しゅう」



「「ご機嫌麗しゅう」」




前田さんと愉快な仲間たちは、前田親衛隊の印の手首にピンクのシュシュをつけた手を振って体育館へ入っていった






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