愛し方もわからずに。
遅くまでなんかやってたのか?
「大丈夫か?
何があった?」
体育教師が近づいてきた
「俺が、保健室連れてくんで大丈夫ッス」
「そうか…
行ってこい」
俺は萌の背中と膝裏に手を入れ、軽々と持ち上げた
こいつ、軽いな…
ちゃんと飯食ってんのかよ
「えっ、ちょっやめて!
はずかしーよ、お姫様抱っこなんて…」
周りの目を気にして、顔を真っ赤にして恥ずかしがる萌
かわいーな、おい
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