好きって言われた。


俺はそれに堪えられず食器を返すと翼を置いて教室に戻った




教室に着くと机に顔を伏せる


さっきの会話を思い出すと
自分はなんてバカなことを言ったんだと後悔が押し寄せてくる



里奈が今も俺のことが好きなんていう確証はない

でも万が一、少しでもそういう気持ちがあるのだとしたら

俺は最低なことを言った





恋愛に興味ないなんて、またあいつをフッたようなもんじゃん…



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