鬼畜店長


「間抜けな顔だな。」


「店長、いつものお酒作ってください!」


「なんなのこの話聞いてない感じ。馬鹿丸出しだな」


「そう言いながらもちゃんと作ってくれる店長はツンデレさん」


「お前ココロ強すぎる」


「そんなことないですよ?ガラスのハートですし」


「強化ガラスかなんかだろそれ。防弾のやつだろ」


「店長の攻撃だって防いでみせるぜ」


「…こんなのが好きだなんて、俺の目はどうしちまったんだか。眼科行かなきゃな」


「たぶんきっと正常ですよ。あたしは正常だと信じています」


「そこは自信もって正常だって言えよ。自分のこと信じてあげて」


「だってあたしですよ?」


「まぁなーお前だしなー」


「店長そこは納得しないで全力でフォローに回ってくださいよ」


「はぁ?だってお前だぞ?フォローの難易度高すぎだろ」


「そんなあたしが好きなく・せ・に!」


「ウザい」


「いつものことじゃないですか」


「わかってんならもっと控えろよ」


「これがあたしの長所ですから」


「そんな他人に迷惑かける長所やだ」


「迷惑なんてかけてないじゃないですか」


「せめて自覚しろよ馬鹿」




急に復活した鬼畜店長。


こんなのが好きだなんて、人生何が起こるかわかったもんじゃない。




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