鬼畜店長

「確かー、デジカメにー、入ってたようなー…」


「お前笑われるってわかってて見せるとか、さすが芸人目指してるだけあるな。
意識たけーよ尊敬するわ。」



「店長、あたしって芸人目指してたんだっけ?いつ?いつそんな事言った?」


「バカだな。そんなこと普段の態度見てればわかるよ。」


「ここでお前のことわかってるぜふっ みたいな態度見せられても全然嬉しくないんすけど。てか結局わかってないし。あたし芸人目指してないし。」


「じゃあ何目指してんだよ?」


「うーん…お嫁さんかな☆」


「現実から目を逸らすな。」


「いやお嫁さんは全然実現可能な夢でしょうに!かわい子ぶったあたしの労力返してくださいよ!」


「お前…本当に自分がかわい子ぶれてるとでも思っているのか?」


「お、お思ってますとも!!」


「現実から目を逸らすな。」


「て、店長なんてキライやー!
もう仕事してやる!店長の話し相手するとHP削られるから仕事してやる!テーブル拭きにいってやるー!」


「お前のそーゆうバカなとこキライじゃないぞ。よし、仕事して来い。」



うわーん!店長のばかー!





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