妄想★Shy Girl★

その場の空気を変えたのは、なんと。

張本人の中川君だった。

「ま、護?」
「うっせぇよ、お前ら。
 俺を弁護してくれてんのはありがてぇ
 けどさ。

 やっぱ、俺が悪かったし……

 ごめん、瀬戸川」


中川君…………

許さんよ。

だけど、そう思ってくれたんだね。

それだけで、今はいいよ。
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