【完】小野くん症候群






バスに乗らず、陸橋に向かって走り去っていく小野くんが微かに見えた。


でもすぐに鈍い音と
共に痛みが額に走る。


つ…突き飛ばされた。



ていうか、今…

何が起きたの。



あれはなんだったの。

え、もしかして…



キスしようとした…?




「〜〜〜〜っ」




小野くん症候群。


あたしはどんどん

君を好きになっちゃうよ。







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