恋のカケラ(番外編集)
「今日は遊んだなー!・・・蘭子ちゃんと同い年を満喫できて、すごく楽しかった。」
「うん、私も!いっぱいはしゃいじゃった!」
いつもとは違う高校生っぽいデートはすごく楽しかった!
憧れてた乙女ゲームのデートを体感できた感じがする。
英二君とだったら、砂漠だろうが雪山だろうが、楽しいと思う。
「あ、そだ。左手出して?」
「ん?こう?」
良く解らないけど、左手を英二君に差し出すとスポッと指輪を嵌められた。
左手の・・・薬指に。
「英二君、これ・・・!」
普通の指輪じゃない、めちゃくちゃ高そうな指輪・・・!
急に真剣な顔した英二君が立ち止まる。
そして、私の瞳を真っ直ぐ見て・・・。
「俺、蘭子じゃないと絶対ダメなんだ。俺と・・・結婚して下さい。」