【完】恋のおまじない〜イブの奇跡〜
「じゃぁ亜美、バイバイ」
「バイバイ、優佳」

優佳と別れ、保健室へ向かう。

階段を下りている時…
何故か、床が濡れていて…

――ツルっ

「ひゃっ!」

足を滑らせてしまった。
前のめりになり、階段から落ちそうになる。

ちょ、ヤバっ…!

ギュッと目を瞑った瞬間、お腹あたりになにかが巻かれた。

??

「あ、れ」

いくら時間が経っても、痛みがない。
目を開けると…

「おい」

後ろから、声が聞こえた。


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