ワレワレハ宇宙人…ラシイ?!

声優ブームに沸く?!

アニメの制作での最後の仕上げは、声優さんに寄るアフレコであろう。

画像が間に合わなくて、先にアフレコをすることもあったらしいが、声優さんに命を吹き込まれたキャラクター達は、魅力的な存在となる。

CG当たり前の昨今、当時、すべて手描きだった為、各話の作画監督の画風がどうしても出てしまったものだが、その時でも、声優さんに命を与えられたキャラクター達の魅力は衰えない。

「画竜点睛」といったところだろうか。


ビデオのない時代、カセットテープに録られたアニメ番組を繰り返し聞いていた当時のファンは、画像がない分、声優には
思い入れがある。

だから、好きな漫画がアニメ化された時、声優がダイコンだと、大ブーイングとなった。

銀河鉄道999のキャラクター達が、TVの声優さんではなく、当時活躍していたタレントらを起用しようとしたら、ファンから大反対に合い、やむなく、やめたという話を聞いた事がある。

声優がアイドルしている昨今、演技力などあまり関係なくなったのかなと、考えさせられる番組もあったけれど、命を吹き込む声優さんの人気は、代替わりはしているものの今でも健在だ。

当時の声優さんで一番人気があったのは、古代進を演じた、故、富山敬氏だった。

その次は、神谷明氏。

九段会館で声優さん達のライブ(それ以前やっていたかは不確か)、
「VOICE・VOICE・VOICE」をトキさんと心踊らせて行ったのはいつだったか、懐かしい。

トキさんは、井上真樹夫氏、私は山田俊司(キートン・山田)氏の大ファンだった。

これ以降だったか、青二プロダクションの声優さんが、大量に辞めて、劇団バオバブを旗揚げした。

今、どうなっているのか、私はわからないけれど、当時も今もある、大人の事情ってやつだ。(爆)


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