あの花を何度でも愛そう




するとせりくが僕にこそっと耳打ちをした。




「今日言うんだろ」
「ああ…でも気まずいし…」



せりくは眉を中央に寄せて凄む。

「男がいかねーでどうする」
「…はい…」


こえー!!!!
と思いつつ、
せりくはやっぱり頼りになると思った。




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