あの花を何度でも愛そう





「…たよりになるせりくは
どうかみんことしあわせになってね

…ありがとう」



読みながら
せりくもやっぱり泣いていた。

「人のしあわせ願う前に自分の幸せをねがえよ…」


そういいながら。




でもやっぱり笑っていた。







< 196 / 206 >

この作品をシェア

pagetop