あの花を何度でも愛そう




「うるせえ文句ゆうな!
ゆうならママに言ってくれ!」


僕は彼女のわめき声にそう罵倒して
マッチに火をつけた。




「ううう…!パパのイケズ。向日葵の花びらむしっちゃうよ!」


「ばか。それはママを殺すようなことと同じだぜ」


「え〜?なんで〜?」





僕は墓前で
手を合わせた。



そしてこう言った。




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