あの花を何度でも愛そう
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『じゃーんけーんぽんっ』
『くそー。俺の敗けかよー』
『いちや弱いー』
みんこが指を指して笑う。
『ちぇっ。じゃあいくぞ! いーち』
『隠れろー!』
『……………じゅう!もういーかーい!』
『『もういいよー』』
みんことせりくの声がして、僕は走り出した。
僕は林をかきわけみんこをみつけた。
『もお!みつけないでよね!』
『ばかいえ。見つける遊びたこれは』
僕がそういうと近くで笑い声がした。
あたりをぐるっと見渡すとせりくが木の裏に隠れていた。
『みっけ』