あの花を何度でも愛そう





『あとはゆりだけだな』

『うんっ』

『よし!俺らはゆりを見つける隊だ!みんなついてこーい!』



僕がいうとみんなついてきた。



…でも
10分たっても20分たってもゆりは出てこなかった。



『ゆりー!』


いくら叫んでも返事は返ってこない。


でもそれは当たり前だった。






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