あの花を何度でも愛そう





だから電話に出なかったのかー。
と納得しながら階段をかけあがり、いちやの部屋に入った。





「いーちーやーおきてー」


試しにほっぺたをつねってみるが
反応なし。





うーむ…。
疲れてるのかな…?




「もうっ。おきてよー!いち…」



そのとき
私は言葉を失った。







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