あの花を何度でも愛そう
「…--------!?」
「おい凜花!!」
せりくはみんこを必死で止める。
でもみんこは、カッターを喉に当て、話し続ける。
「あたしは…いらないんだよ…。
そんなのもう生きてる意味なんてない…。
理不尽な暴力と
心に突き刺さる暴言。
痛い……痛いよ!!
幸せって何!?
あたしはもう生きるのが辛い!!
死にたい!!」
その言葉に、みんながぴたっと止まった。
まるで時間が止まったかのように。
僕も。
せりくも。
そしてみんこまでも。
そしてゆりは目をゆっくり見開き、みんこの頬に平手打ちした。
-----バシンッ
という痛々しい音が響く。