溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~

~辰真side~

優貴の元カノの計らいで、マンションには潜入出来た。



「ほら」


栗原さんは俺に白い手袋と目出し帽を渡した。


「手袋は指紋が残さない為、目出し帽は顔がバレ無い為だ…」


栗原さんも優貴も手袋を嵌めて、目出し帽を頭から被った。


部屋のまで来て…栗原さんはアタッシュケースからピッキングの道具を渡した。


ほんの数秒でドアは開いたが、中はチェーンで施錠されていた。


優貴がチェーンカッターでチェーンを鮮やかに切断。


「見張りは手薄だな…」


「その方がこっちとしてはやりやすい」


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