溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
俺も右手に持っていた特殊警防を一振りして伸ばした。


俺に向かってくる3人の男たちの顔めがけて、催涙スプレーを吹っかける。


男たちは目を抑えて苦しみ、俺に道を開けた。


「くそっ!!」


藤村はそばに力なく涙を潤ませて座り込んでいた純名の首元を後ろから羽交い絞め。


隠し持っていたバタフライナイフを喉元に突きつけた。


「これ以上…近づいたら殺す!!」


「・・・」

俺と栗原さんは顔を合わせて、どうするか?アイコンタクトで互いの判断を探り合う。


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