溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
親父と栗原さんがソファーに並んで座って、証人欄の箇所に名前を書き込んだ。


俺と純名は栗原さんの淹れたコーヒーを飲みながら待っていた。



「これを出せば…晴れてお前らは夫婦か…」



「まぁな」


これで…純名は濱部純名・・・


何だか嬉しくて、顔が緩んでくる…



「新婚さんか…羨ましいな…」


「…純名さん。いつでも、俺はキミの味方だから何かあれば言いなさい」


実の息子を差し置いて、全面的に嫁の味方とは…信じられない。


< 202 / 277 >

この作品をシェア

pagetop