溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
俺は副社長に内線で連絡。
「私も連れて行ってください!社長」
純名も気になっていた。
でも、俺は純名に留守を頼んだ。
俺は優貴を伴って、副社長室に足を向けた。
コンプライアンス部の組織を統括するのは濱部副社長。俺の叔母にあたる濱部麻古(ハマベマコ)さん。母さんの姉貴だった。
濱部副社長自らが俺たちを防音壁の施された役員会議室で話を始めた。
最上階のフロアにある役員の者だけしか入れない特別な会議室。
状況はかなり深刻らしい。
「相手は大手化粧品メーカー…。既に漏洩した情報を元に特許をいち早く…取得している」
「特許って!!?それはウチの長年…研究していたモノだろっ?どこのメーカーだ!?」
「ヨーセーだ」
「ヨ、ヨーセー!!?藤村か…」
「私も連れて行ってください!社長」
純名も気になっていた。
でも、俺は純名に留守を頼んだ。
俺は優貴を伴って、副社長室に足を向けた。
コンプライアンス部の組織を統括するのは濱部副社長。俺の叔母にあたる濱部麻古(ハマベマコ)さん。母さんの姉貴だった。
濱部副社長自らが俺たちを防音壁の施された役員会議室で話を始めた。
最上階のフロアにある役員の者だけしか入れない特別な会議室。
状況はかなり深刻らしい。
「相手は大手化粧品メーカー…。既に漏洩した情報を元に特許をいち早く…取得している」
「特許って!!?それはウチの長年…研究していたモノだろっ?どこのメーカーだ!?」
「ヨーセーだ」
「ヨ、ヨーセー!!?藤村か…」