溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
ACT17★縮まる距離
~純名side~
私たちは利聖に会おうと会社を出た。
向かった先は、利聖が昔、バイトでお世話になった蕎麦屋さん『源五郎』。
利聖はその店の奥の個室で待っていた。
「…副社長からキミの話は訊いた…。副社長の話は事実か?」
「いえ…私は無実です!」
利聖は辰真に自分の潔白を訴えた。
「・・・誰にハメられたか…分かるか??」
「それは…同じ研究員グループの誰かだと思います」
利聖の話ではグループには7名の研究員がいる。
研究のデータは7人で共有されていて、パスワードも共通。
気軽にデータを閲覧するコトができた。
しかし、そのパスワード週に1度、室長の手によって変更されて、その旨を他の各自研究員たちの持つパソコンの社内メールに通達される。
向かった先は、利聖が昔、バイトでお世話になった蕎麦屋さん『源五郎』。
利聖はその店の奥の個室で待っていた。
「…副社長からキミの話は訊いた…。副社長の話は事実か?」
「いえ…私は無実です!」
利聖は辰真に自分の潔白を訴えた。
「・・・誰にハメられたか…分かるか??」
「それは…同じ研究員グループの誰かだと思います」
利聖の話ではグループには7名の研究員がいる。
研究のデータは7人で共有されていて、パスワードも共通。
気軽にデータを閲覧するコトができた。
しかし、そのパスワード週に1度、室長の手によって変更されて、その旨を他の各自研究員たちの持つパソコンの社内メールに通達される。