溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
私たち4人の胸中は密かに不安の種を宿していた。



でも、無実を証明する為…4人で悠然と身を構えて、会長室に入った。



「…事情はわかった・・・」


「…親父…じゃあ~彼女を信じてくれるのか?」


「この件についてはコンプライアンス統括部を通さないで…直接…私に報告した研究員がいまして…でも、外部に漏洩した後で…最悪の結果です」



栗原さんの言葉で、私たちは互いに安心した溜息が漏れ合った。



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