溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
夕食作りのお手伝いをしようと思ったけど、お客様はリビングで寛いでてと言われ、私と利聖はソファーで出来上がるのを待っていた。



「お客様と言われても…会長の邸宅だし…」

利聖は独り言のように小さな声で呟いた。




利聖も私と同じ思いを抱いていた。


「私も思う…」


リビングには私たちしかいないけど、どーも会話が弾まない。



「入るよ…」



「!?」


栗原さんがノックして入って来た。



「夕食の準備が出来たらしい…」



会長と栗原さんが帰宅したコトにも気づかなかった。


「お出迎え、できなくてすいません」


「別に構わないよ…」









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