溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
* * *


妊娠が進むにつれて悪阻が酷くなり、俺たちは実家で世話になるコトになった。



「えっ??あの建物は俺たちの新居なの?」


「お前…知らなかったのか?」



「知らねぇよ!!」


俺と親父はすぐそばで新居の外壁工事を眺めていた。



「何…勝手に同居進めてんだよっ!!」


「同じ敷地だが…家は別だ…」


「家は別だけど…孫が生まれたら毎日、遊びに来るつもりで居るだろ?」


「…孫は実の子供よりも可愛いらしい・・・」


俺よりも可愛いのか??








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