溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
直ぐに、担当医師が駆けつけて、胎児の心音の低下から緊急帝王切開になった。


手術の同意書にサイン。



俺は手術室の前で子供の誕生を待つハメになった。



「甘く考えていました…。だって、栗原さんの子供は皆、自宅分娩でしょ?」


「…まぁ~出産にはトラブルは付き物だ。ウチの杏里は特別だ…」


「杏里さんは特別だったのか…」



栗原さんと俺は並んでソファーに腰を下ろしていた。



「…21時か・・・」



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