溺愛シンデレラ~キミとHappyWedding~
「そんなに驚くコト?栗原さんから何も訊いてなかったの?」



「はい・・・辰真さんが社長の息子だったなんて秘書になるまで知りませんでした」



「そうなの?たっ君の愛は本物ね・・・」


「えっ?」
社長夫人の言葉の意味が分からなかった。



「たっ君は御曹司だと言う自分に近づいてる来る女ばかりで、嫌だったのよ。だから、アメリカに留学したの。誰も自分を知らない異国の地…寂しかったと思うけど、自由はあったと思うわ~っ」



社長夫人は私の淹れたコーヒーを美味しそうに飲んでくれた。



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