伝説の姫~夜桜~
IN教室


「おもしれぇー女」



「僕達に媚びてこなかったのあの子が初めてだね」


「そうですね、調べますか?」

「あぁ」


「可愛かったなぁ、あの子」

「......」





「おい、お前ら早く席につけ
 ホームルームはじめっぞ!!」






花蓮が去って行ったあと、黒龍たちはこんなことを話していた。






今まで止まっていた花蓮の歯車この瞬間動きだしたのだった。



それはゆっくりと...でも、しっかりと力強く動いていたのだった。


そんなこと、花蓮は知るよしもなかった....
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