花嫁なんてありえない!

突然現れたのはお兄さんのお友達らしき人。


「それでこの状況は何ですか」


「あぁ、あそこにいる娘を助けろ」 


「娘?ですか」



じぃと私の顔を見つめてニコリと微笑んだ。



するとその瞬間――――・・・


「い、てぇっっ!!」


私の肩を掴んでいた手がなくなり後ろ振り向くとさっきまで私に微笑んでたお兄さんが男の手を掴んでいた。


いつの間に後ろに?



「アナタ方が女性に手荒な真似をするのは関心しませんね・・・」


「い、いてぇっっ!!」


女性って私ことですよね・・・初めてそんな扱いされましたよ。







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