花嫁なんてありえない!
私の声に男たちが私に注目する。
私は慌てて青い鳥を抱え込んでその場を後にしようとしたけど肩を掴まれた。
「可愛いねっ今から遊ばない?」
「すみませんっこの子の手当しないといけないので無理です」
この状況を考えれば遊ぶことなんてできないよ。
「えー俺たちが見つけたんだからお礼に遊んでよ」
いえ、アナタ達はこの鳥は捨てようとしました。
果てしなく困ってると鳥がピィピィ鳴きはじめた。
そうだよねっ早く帰って怪我の手当して欲しいよね!
「これで失礼します」
「ちょっと、お礼無しって失礼なんじゃない?」
・・・・・・プチっ
「アンタ達いい加減にしてよ!!私は早く帰ってこの子の手当をしたいの!」
「君あまり調子に乗らない方がいいんじゃない?」
「調子になんか乗ってませんから」
私の言葉にイラついたのか一人の男が殴りかかってくる。
女を殴りますかっ??!