星 に な り た い 。
2軒目の洋服屋にて-。

「これ、紅似合うねー♪」

「麻美ぽん、ここローリタ、ゴスロリ系!!」

「いや、両方似合うから、ね!紅何色が好き?」

「...髪の毛と同じ...。」

「うーん、じゃ赤と黒でコーデするね。」

「ええええ、いいよ。」

「じゃあ、このブラウスにボレロ...パニエ...ヘッドドレスと、タイツ、ストラップシューズ!!はい、試着ー。」

「え、マジ?似合ったら買うけど、似合わなかったら即アウトだよ?」

「はいはい、了解♪」

試着終わり-。

シャッ-。

「ま、麻美ぽん?似合わないでしょ...?」

「紅...似合いすぎてるわね。買います。」

「え、買うの?」

「何?紅...嫌、だ...?」

「いいえ、滅相も御座いません。」

「店員さーん、これトータル買わせて頂きます!」

「はい、分かりました。誠にありがとう御座います。合計、10万520円になります。え...っと、割引をして5万になります。」

「え?半額ですか?」

「ええ、オーナーがいらっしゃっているので。特別です。」

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