星 に な り た い 。
「今年で、中学3年となります、14歳です。」

「お若いのにたいへんですね。」

「あのところで...後ろにいらっしゃる方は...?」

「あぁ、紅っ。おいで?」

「紅様...とおっしゃるのですか?」

「いえ、違うんです。あたしが、省略して呼んでるだけなんです。」

「それなら、本当のお名前は違うと?」

「そう言うことになりますね。梅宮真紅と言うんです。」

「梅宮真紅です。今年から中学1年生です。」

「あぁ、真紅様とおっしゃるのですね。可愛らしく、美しいお名前ですね。」

「あ、ありがとうございます。」

「凛ちゃんも挨拶したら?」

「えぇ...うん...。た、た、橘り、凛子です...。奈那ちゃんと同じで14歳ですう......。」

「すみません。極度の上がり症で...。」

「いえ、大丈夫です。紅、凛子さんもロリータ着てあるよ?」

「ほ、本当だね。」

「ところで、貴女様のお名前は?」

「あ、失礼いたしました。存じ上げます。梅宮麻美と申します。」

「姉妹ですか?」

「いえ、あたしは母です。」
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