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中西から返事はない!
私は恐る恐る中西君の顔を覗き込む
そこには目を点にして固まる中西が…
なんで…?
『中西君…好きって言ってくれたじゃん…?あれは何だったの…』
中西の頭の中で点と点が線で結ばれていった
『あれは健太がって言ったんだよ!』
彩花の表情が見る見る引きつっていく
うそ…でしょ…
『じゃあ…中西君は…私の事…』
『さすがに友達の好きな人を好きにはなれないよ…』
私達は…それから一言も話す事なく店を出た
最後に中西君から…こんな言葉を掛けられた
『ごめんな…。もっと違う形なら変ってたかもな…
今日のことは誰にも言わないから…
それじゃあ…!』
これにて私の最後の青春は終わりを告げた…
END
やっぱり友達は大切にしないとね!