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私は啓介君に視線を向けた
コップを片手に固まっている啓介君の視線は…
私を見て……ない…?
その視線の先には目を輝かせて手を握る有希の姿…
『可愛い〜!
そうゆうの私ツボなんだ〜』
嘘つけ〜!
アンタこないだ男は男らしくないと駄目って言ってた癖にー!
『そ…そうかな〜
俺はコンプレックスなんだけど…』
『大丈夫だよ!今度二人で練習しようよ!ウチもアガり症だから』
この女…次から次へと嘘ばっかり並べやがって〜
キィ〜ムカつく〜!